小豆温泉口P―黒桧沢―旧道分岐―三岩小屋―三岩岳―三岩小屋―旧道―小豆温泉口P
会津駒ヶ岳から北に延びる稜線、大きなS字を描き会津朝日岳へと続いてます。
その稜線上のひとつ、三岩岳へ。
ここは yamasanpoさん お勧めの山域。
花の季節にはまだ早いかな、とも思いつつも決行。
昨年はちょうど福島・新潟を襲った7月の集中豪雨の直後。
登山道崩壊のため立ち入り禁止の処置。
止むなく会津駒ヶ岳へ変更したことがあります。
登り始めてすぐの崩壊地。
土砂崩れの上に、路を刻んであり木杭とロープでガード。
黒桧沢徒渉箇所は流されたあとに足場パイプで復旧。
沢から離れ、尾根へ突き上げると 旧道分岐 。
尾根伝いに下りて行けば国道に出られることになってます。
ここからは尾根伝いにブナ林の登り。
窓明山が見えたり、
三岩山が見えたり。
路沿いには、
イワウチワ
ショウジョウバカマ
ツバメオモト
ホウチャクソウ
所々に残雪もあり、路は雪解けの水でまるで川。
三岩小屋はシラビソ林にひっそりと。
小屋の前に水流があり、水は豊富。
避難小屋なのでトイレはありませんが、小屋の造りはしっかりしており快適に過ごせそう。
小屋から上はほぼ残雪で覆われ、夏路はほぼ分からず。
それでも見える範囲の最も高いところを目指し、赤布を拾いながら進みます。
三岩岳 2065m
この突起が三岩岳の名の由来、三岩だろうか。
今日のランチ。
夕べのちらしの残りを弁当箱に詰めて。
凍らせた水PETとビールを抱き合わせて保冷パックで。
飲料もいい具合に冷えて、弁当も品質低下はなし。
展望は良いはずですが、下から沸き上がってくるガスで、ときどき視界不良に。
大戸岳 、会津駒ヶ岳。
丸山岳、会津朝日岳へ延びる稜線。
窓明山。まさにスキーのためのような尾根筋。
山頂を後にします。
振り返ると三岩の一部が。
この辺で道迷い。
登りはテッペンを目指せばいいが、下りは裾野が広がり少しでも方向がずれると、着く先は大きく外れます。
雪溶けで露出した夏路と赤布をつなぎ、なんとか三岩小屋へ。
自分の登りトレースを見失い、登り返したり、横切ったりで30分ほどのロス。
小屋周辺では窓明山への分岐が分からず、また山頂からの下山のタイムロスもあり、
窓明山への周回コースは断念。
登ってきた路を戻ります。
残雪の踏み抜き跡に注意しつつも、自分でも踏み抜き、
その下は雪解け水の水流になってるわけで、両足とも水没。
まあ、スパッツのお陰で最小限の被害で済みましたが。
登りで撮れなかった花たちを撮りながら、高度を下げて行きます。
振り返ると窓明山。
こちらは三岩岳。
旧道分岐では直進し、そのまま尾根を急降下。
旧道とはいえ、荒れてもないし、草で覆われてるわけでもない。
ぐんぐん下りて国道に出たのはここ。
スノーシェードを歩き、もとのPへ戻ります。
この日、三岩山に入ったのは自分ひとりだけという事か。
桧枝岐方面にクルマを走らせ、仕上げはここ、アルザ尾瀬の郷。
今年も割引で800円が 500円で。
*花の季節には少々早すぎました。雪がこんなに残ってるとは。
*窓明山方面の分岐分からず。夏路で確認が必要。
*標識が少ないとの印象。登山口、旧道分岐、山頂の3か所。
次の土曜日 6月23日(土)が山開きになっております。
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