
今年は梅雨明けも早く、完全夏山状態の岩手山へ。
とはいえ、7月25日は予報は芳しくなく、岩手県内陸部は降水確率50%。
岩手山、登山口は岩手側と秋田側でいくつかありますが、初めての山ですしアクセスの良い焼走り口から登ります。
登山口に着いたころには一面のガス。
ぎりぎりカッパ無しで歩けるかな、という程度。

時折、陽も差すこともありますが、気温と湿度は高く汗の噴き出る樹林帯の登り。

噴出口跡を過ぎると火山礫地帯に飛び出ます。

黒い火山礫の中にポツポツとピンクの花が。
こんな具合に咲いてます。

ピークは過ぎて花数も少なめですが、それでも株数は結構なもの。
火山礫のなか、登山道から踏み込むわけにもいかず近づいての写真は無理。
コースは岩手山の巻くように登りが続きます。

こんなところもあったりして。
樹木の高さが低くなって見えてくるのが 平笠不動避難小屋。

中は中2階のきれいな小屋。
ガスはまだ切れず、シャリバテ状態に付き中を使わせてもらって早めの昼休み。
休みも終わる頃には、どーんと岩手山の山頂が!

ここから上は植物保護のためロープが張ってあります。

ほどなく岩手山のお鉢めぐり道へ飛び出ます。


このへんの風景、安達太良山に似てますかな。
そして岩手山(薬師岳)山頂 2038m。

お鉢めぐりは一周1時間ほどのこと。

今日は時間も押してるんで、一周はパス。
花の写真で時間が不足気味ですんで。
東に延びる尾根は秋田県側のコース。

山頂下はコマクサ畑。


私もnaoさんも、前へ進めません、撮りに夢中で。
山頂下のコマクサは今が見ごろ、もう、ほんとに多いんですね。
眼下には非難小屋と、奥は八幡平方面。

ここが最初にコマクサを見た火山礫地帯。

朝のガスもすっかり取れ、街並みがくっきり見えます。
中央の黒い部分は滝沢村自衛隊の演習場。
山麓歩きは意外と長く感じられ。焼走り登山口に到着。

岩手山もくっきり!
下山中、一人の青年と一緒になり、しばし立ち話。
地元の方で、岩手山や八幡平の話など。
明日の予定を話したら、どうも同じ方面のよう。
「またどこかでお会いするかもしれませんね」と私たちは次の目的地へ向かうのでありました。


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