いなかの240

ちょい古くて、パーツが手に入りやすく、燃費が悪くなく、価格も適度にこなれ、タマ数が多く選ぶことができ、プチなヤレが似合い、丈夫で安全で荷物も積めて、足に使える、四角いクルマ。で、選んだのが240。北関東は那須高原のいなかでフツーの足に使ってます。山歩き、大好き!

釈迦ヶ岳 下山編

釈迦ヶ岳山頂での昼食が終わったころ、一人の男性が西平岳方面から登ってきました。

聞けば西平岳直登コースからで、前山経由で来たとのこと。

同じコースですね、とか、枯木沼からの鶏頂山は登ったことがあるが、このルートは初めてとか、ツツジの季節はいいですよねとか、そんな話をしながらのんびりし過ぎて、山頂を出たのが13時。


「それじゃ、お先~」と前山の尾根を目指して歩き始めました。
09102803.jpg

葉が落ちて、明るい林の笹原道。

そんな中にぽっかりと「トリドの池」

乾いた尾根筋に何で池があるのか不思議ですが...


ほどなく前山 1435m。
2009_1028BE_0.jpg
山頂らしからぬ、登山道上に標識が立ってるだけです。


この先で尾根上を直進し尚仁沢へ下る道と、右手に尾根からはずれ沢沿いに登山口Pに戻る道が分かれます。
もちろん、ここのところは右手に下り登山口Pを目指します。

釈迦ヶ岳から前山まで45分。
前山から40分とみて、14時30分には付けますな。




しかし、






ん~ん、どうも様子が変。

それなりに人も入ってるから道はしっかりしてるはずですが、ないんです、道が。。。。。



時間で見ると、前山から登山口Pまでの半分は来てるでしょうか。

そのうち道は見つかるだろうし、地形図で見る限り後半は沢沿いなんで、沢を下って行けば登山口Pまでの林道に出るだろ、と高くくり状態。



で結局、道は見つからず沢を下りる事態に。

「道に迷ったら、記憶のあるところまで戻れ」
「道に迷ったら沢に入らず、尾根に登れ」
と言われてます。


知ってます、そんなこと。

でもね、今さら尾根に登るのもしんどいし、沢を下って行けば林道にぶつかるはず。

うまい具合に沢は明るく広く、水量も少なく、砂地で河原的なところもあるんで、ズンズン下れます。



素敵な赤のモミジにも会えました。
2009_1028BF_0.jpg
2009_1028BG_0.jpg
落葉した木々の中ではよく目立ちます。


って、そんなのんびりしてる場合じゃないっしょ! 道に迷ったんだから!!

時間の予定より過ぎて1時間歩ってることになります。




これっててちょとヤバいんじゃない?
と思ってた矢先、道路が見えてきました。

でも、舗装してある立派な道路。
たしか登山口Pの道路は未舗装、だったはず?

橋の欄干には「黒沢」の銘板。
地図で確認すると確かに黒沢でいい、はず?




でもね、
こりゃ大幅に間違えてますねえ。

納得できぬまま歩くと、右手にフェンス。フェンス越しには放牧場。その後ろには西平岳。


T字路で曲がった瞬間、納得。

今朝来るときに、ナビで連れて来られた土上平放牧場の入口。


えらく遠くへ来たもんだ。




尾根から沢筋に降りるところを見失い、尾根伝いに下り、沢を1本間違えてせっせと歩いてきたようです。


091028.jpg

さーてと、覚悟を決めて歩くしかありません、クルマの置いてある登山口Pまで。

幸いヘッドランプは持ってます。
食料も残ってます。
寒さ対策もOKです。


しんどいなあ~と、
車道(県道63・藤原宇都宮線)を30分ほど歩いたでしょうか。
すると1台のクルマが徐行し、Uターン。

「山頂で合った方ですよね。クルマのあるところまで乗ってきませんか~」



神の御言葉!



先に下ったのにクルマが置いてあるのを不思議に思い、一応ナンバーを控え、
もしかして、前山から尚仁沢に降りたかも知れないと、私を探す目的で尚仁沢方面へクルマを走らせていたそうです。

ご厚意に甘え、登山口Pまで乗せていただき別れました。

お礼をと思いお伺いしたのですが、お名前もご住所も教えていただけませんでした。


この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。感謝、感謝です。





辺りは暗くなりはじめ、高原大根の無人販売に立ち寄り、帰途に着きました。
2009_1028BH_0.jpg


教訓!
迷ったら引き返す
当たり前のことですが。





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コメント

yamasanpoさん;
釈迦ヶ岳へは鶏頂山からと大間々-剣ヶ峰からの入山が多いようですが、この日はこのコースに単独3人だけだったようです。

2.5万図も磁石も持ってましたが、初期の思い込みが最後まで引きずってしまったようです。
深く反省です。

  • 2009/11/04(水) 22:30:26 |
  • URL |
  • yosi #-
  • [ 編集]

釈迦ヶ岳

見落とし、怖いですね。
疲れから注意力が鈍くなるのでしょうかね。
私達もこのコースを左回りに周回しようと計画していましたが予定が会わず流れてしまいました。
来年には歩いてみようと思ってますので、このレポ参考となります。

  • 2009/11/04(水) 10:05:41 |
  • URL |
  • yamasanpo #sSHoJftA
  • [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

  • 2009/11/02(月) 19:38:09 |
  • |
  • #
  • [ 編集]

なためさん;

初めまして、お名前拝見しております。
カッコ悪い山行をあえて記事にしました。自分への教訓です。
確かに下刈りか、ピンクリボンでもあればありがたかったのですが。。

とはいえ、路を整備されてる地元篤志の皆様には頭が下がる思いです。
地元の山への愛情でしょうね。
利用させていただいてる身からすれば、本当に感謝です。

  • 2009/11/01(日) 22:27:44 |
  • URL |
  • yosi #-
  • [ 編集]

笹刈り!

前山から黒澤に下山する道の笹刈りは「塩谷町〇〇倶楽部」さん担当でしたが最近は行ってないことを、先日の例会で知りました。
林道も酷い荒れようで残念です。
(私はQ造さんと街道仲間です)

  • 2009/11/01(日) 19:59:46 |
  • URL |
  • なため #-
  • [ 編集]

リンゴさん;

『登りでは絶対迷わない。高度が高いほうをめざしていれば、必ず頂上に着く。しかし下山はそうはいかない。下るルートを外すと、とんでもないところに出てしまう。であるから下山時は要注意である。頂上に着いて、「後は下るだけ」と安心してはいけない。圧倒的な事故や遭難は14時頃、下山時に起きる。』
こんな記事も見つけました。

記事は丸く納まってますが、自分に対しては落ち込んでます、ガクッ。

  • 2009/10/31(土) 21:18:38 |
  • URL |
  • yosi #-
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Q造さん;

『遭難者の典型的なパターンで、稜線から傾斜の緩い反対側の斜面に入りこんでしまい、沢沿い下って道に出たというのは、以前のうちの山岳会の●●山の遭難と非常にパターンがよく似ている。』
あるブログでこの文章を見つけました。

まさに、全く同じです。

深く反省、です。

  • 2009/10/31(土) 21:13:31 |
  • URL |
  • yosi #-
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花と風景さん;

山頂での会話があったので、結果的に良かったんでしょうね。
気安く話しかけてしまうほうなんですが、会話の楽しみはもちろん、情報交換や緊急時など、必要性を感じました。

気をつけて行ってきます。

  • 2009/10/31(土) 21:07:07 |
  • URL |
  • yosi #-
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西平岳登山口

~は、八方ヶ原からと違い矢●岳友会の登山道整備がされず、案内板などもはっきりしてないようですね。
でもホントに助かりましたね。
あの道を歩くとなると、夜道で本物の可愛い奴に出会うところでしたね。

  • 2009/10/31(土) 18:04:16 |
  • URL |
  • リンゴ #-
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さすがですね。

装備バッチリで万が一の場合も安心ですね。
山やさんはピバークの装備で歩いているそうですね。マネませねばと思いつついつも空身です。

  • 2009/10/31(土) 14:54:38 |
  • URL |
  • Q造 #-
  • [ 編集]

大変な思いをされましたね

地獄に仏。
山を愛する人に悪人なしですね。
素敵なお話に感動です。

これからも気を付けて山歩きを楽しんで下さい。

  • 2009/10/31(土) 10:29:26 |
  • URL |
  • 花と風景 #Pikpn23Q
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